みなさん、セレンディピティとは何か知っていますか。
現代のビジネスパーソンには、もはや新常識であり、必須の知識です。
知らない人は、ぜひこの記事を読んで知りましょう。
そして、セレンディピティを、日常生活でどんどん起こしましょう。
セレンディピティを起こす?何のこと?
大丈夫です。
最後まで読めば、よく分かります。
セレンディピティとは何か
セレンディピティとは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ること。
セレンディピティが注目される理由
今、セレンディピティを意図的に起こそうとする動きや活動がビジネスの世界では盛んです。
去年の日経が選出した社会を表すキーワードにも入っていました。
なぜか。
今は、何が正解かわからない時代(VUCA)です。
VUCAの説明はこちら→ 将来、子どもを活躍させるために育てたい3つの資質
何が正解か分からない今の時代に必要なのは、これまでにない新しい着眼点や発想です。
そこで、役に立つのが、偶然から生み出されるアイデア、つまりセレンディピティなのです。
アイスのガリガリくんを知っていますか。
ソーダ味が一番有名ですが、実は、ほかにもいろいろな味に挑戦しています。
そんな中で、生み出された歴代商品でヒットを飛ばした異質な商品、知っていますか。
答えは、コーンポタージュ味です。
社内の予想を裏切り、コーンポタージュ味は大ヒットしました。
ここからも、わかるように、現代は何がヒットするか分からない時代です。
頭で考えるよりも、偶然の閃きの方が良い結果に。
誰も思いつかなかった組み合わせが大ヒットに。
その偶然を生み出す出会いがセレンディピティです。
セレンディピティを生み出す為に必要なのは
セレンディピティを生み出す為に必要なのは、何かわかりますか。
それは、フットワークの軽さです。
セレンディピティとは、文字通り、偶然の出会いなのです。
ですから、動かないと、出会いもありません。
一流のビジネスマンは、お昼のランチなど、積極的に他の部署の人と交流するそうです。
また、アフター5(いわゆる仕事帰り)には第3のコミュニティに積極的に参加する人も。
ですが、誰もがそんな積極的に交流はできませんよね。
そもそもハードルがものすごい高いですよね。
初めての人とはなかなか話せない。
他の部署の人と関わる機会がない。
新しいコミュニティを探すのが大変。
そういう人は、セレンディピティの確率をどうやってあげるか。
職場で簡単にセレンディピティを起こす方法
❶「雑用」を引き受けること
一つ目のテクニックは、「雑用を引き受ける」です。
実は、雑用をあえて引き受けることで、雑用を頼んだ人とコミュニケーションが生まれます。
また、同じ雑用を受けた人同士で会話が発生します。
今まで、話したことがない人と話す機会が生まれます。
ただ、気をつけて欲しいのは、無言でただただ雑用をこなすことに夢中にならないことです。
雑用を引き受けることが目的になってはいけませんよ!
ただのお人好しにならないように。
❷「幹事」を引き受けること
最も、人脈が広がる職場の雑用は何か知っていますか。
それは、幹事です。
幹事を引き受けると、参加者とコミュニケーションを取らざるを得ません。
宿や施設の手配など、大変ですが、その分セレンディピティが発生する可能性が高くなるのです。
お洒落なお店など知らなくても問題ありません。
むしろ、それを聞く為に人と交流が生まれます。
分からないことは、ガンガン聞きましょう!
自分と全く違う部署や考えの人にこそ、積極的に話しかけに行きましょう。
知識との出会いを求めるなら本屋
現在、本屋が軒並み減少しています。
しかし、本屋にはネットにはない価値があります。
それが、未知の本との出会い。
本屋に行くことで、偶然手に入る本との出会い。
そういった意味では、本を買わずとも、本屋に行くだけで意味があると考えられるのです。
人との対話が苦手な人は、まずは本屋にいきましょう。
本屋でセレンディピティを起こしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、新時代のキーワード「セレンディピティ」に注目しました。
セレンディピティは、何が正解か分からない現代の時代に必要なスキルと言ってもいいかもしれません。
積極的に、違う考えの人と交流して、まだ見ぬチャンスを手に入れましょう!