PTA役員になった人なら分かると思うのですが、役員は大変ですよね。
仕事と掛け持ちして役員を務めている人も少なくないのではないでしょうか。
今日紹介するのは、PTAの仕事を代わりに引き受けてくれるサービス「PTAの業務代行サービス」です。
PTAの仕事、どうにかならないかなと思っている保護者のかた、このサービスを利用してみたら、肩の荷が下りるかもしれませんよ。
今回の記事は
・PTAの説明
・PTAの仕事内容
・近畿日本ツーリストが8月に発表した「PTAの業務代行サービス」
について紹介します。
PTAとは
PTAとは、Parent-teacher-associationの略で、父母の会と言われています。
PTAの仕事は実に多岐で、登下校時の見守り運動、運動会での写真撮影やマラソン大会では、道路の交通整備など、学校文化行事の運営サポート、地域の防犯活動、広報など、実に様々です。
基本的には1年で任期終了となりますが、場合によっては続投する人もいます。
任期終了前に、手紙などで、「立候補」を募りますが、集まらない場合は、現役員の方からの「推薦」などがあります。
「推薦」と言っても、基本的には、役員を経験していない方、下に子どもがいなくて、時間に融通が利く人の元に、お願いをします。
PTA役員は、基本的に、本部役員・会計・総務・行事・交通(安全)・広報などいくつかの委員会に別れています。
本部は、会長、副会長、書記と決まった人で構成されます。
各委員会は、それぞれの学年、またはクラスから選出され、ある程度の数名で構成されます。
その中でも、長を決めたりします。
さて、PTA役員になった人ならわかるかと思いますが、子どものためとはいえ、業務内容によっては、時間が取られしまい、面倒に思う人もいるでしょう。
また、子どものためだからという理由で、なくなく参加した方にとっては、苦痛であるかもしれません。
※ 批判的に書いていますが、PTAを率先して、行う方ももちろんいます。
その方達を中傷する思いは一切ありません。
今や、過去と違い、共働きが多い時代です。
中には、仕事と掛け持ちしながら時間を捻出する人も。
中には、わざわざ時間を作って行った仕事が手紙の印刷だったりするわけですよね。
行事を行うためにのですが、中には、使い方について追求されるなんてことも。
お子さんのために、頑張ってアイデアを出しているのに、とほほですよね。
そんな
時間に余裕がない。
わざわざ、時間を作ってまでする仕事なのだろうか。
企画や運営について第3者の意見、他の取り組みを聞きたい。
悩みを持つ人に、今回のサービスは救いの手になるのではないでしょうか。
代行サービスの内容
近畿日本ツーリストがうちだした「PTA業務アウトソーシング」
どんなことができるのでしょうか。
見ていきましょう。
広報誌のデザイン、印刷
挨拶状、チラシ、はがきなど各種印刷から始まり、スタンプ印刷(浸透印)、オリジナルネーム印鑑、ポスター、POP、のぼり、横断幕製作まで各種お取り扱いしています。
デザインのみのご注文も可能だそうです。
また、案内用の冊子やパンフレット、チラシ、申込書等を1つの封筒に封入・封緘までするサービスも。
導入できれば、コピーするために、わざわざ学校まで行く必要がなくなりますね。
PTAのWeb制作
学校のホームページにPTAのものを作りたい人々向けのサービスですね。
PTAの広報をダウンロード可能な媒体にして、ここに載せるような仕組みを作れば、以降の印刷の手間を省くことができます。
ただ、価格がそれなりにするので、導入の決定には最新の注意が必要ですね。
ある年が作ったものが、次の年になってなくなる。
結構あるんですよね。
経験上、新しいものほど、その反発は大きいかなと。
人材派遣
行事の時の、駐車場整備、受付業をなんと派遣してもらえるサービス。
人手不足で、一人で複数の役割を掛け持ちしているところには大変嬉しいサービス。
近畿日本ツーリストは旅行会社なので、接客業には定評があるのではないでしょうか。
イベント制作
子どもたちのために、イベントを企画してくれるサービスです。
予算と趣旨を伝えれば、その予算内で、企画を立案してくれるサービスです。
サービス導入を進めるには
PTAの悩みって、実は後を絶たないんですよね。
そもそも、現在の学校システムは、過去のシステムをそのまま引き継いでいることが多く、成り立っていないことも多いのではないでしょうか。。
そのうちの一つが、PTAの在り方なのかもしれません。
部活動に関しても、教員ではなく外部から人材を委託する仕組みも始まっています。
そうは言っても、浸透していないのが現状ではないでしょうか。
今回のようなサービスも、頼めるところもあれば、そうでないところもあるかと思います。
一番の難関は、金額の問題でしょう。
これを導入するには、過去の大変だった意見を集め、多くの共感を集めることが鍵になると思います。
反対意見が出た場合は、参加者の方の意見のみを優先して利くのが良いと思います。
正直、参加しないと、実情はわからないはずです。
オススメは、Google Formです。
メールで回答できますし、集計が非常に簡単です。
終わりに
今回は新しく始まった近畿日本ツーリストのPTA代行サービスを紹介しました。
時間に余裕がない。
わざわざ、時間を作ってまでする仕事なのだろうか。
企画や運営について第3者の意見、他の取り組みを聞きたい。
こういう悩みを持つ人にはうってつけだと思います。
これらのサービスを活用すれば、毎年の質に差が出ることも防げます。
また、時間がないという問題も解決できるのではないでしょうか。
下記にリンクを貼っておくので、興味のある人はぜひ見てください。
https://gtc.knt.co.jp/pta/ (近畿日本ツーリスト)