人であれば、誰しも嫌われたくないと思うはずです。
実は、良かれと思って話していても、気づけば相手に不快感を与えてしまっていることもあるかもしれません…。
今回は、どんな話し方が嫌われてしまうのか。嫌われない話し方とは、どのようなものか紹介したいと思います。
なんだか、嫌われているかも…そんな心当たりがある人。
自分の話し方に不安がある人。
ぜひ参考にしてください。
嫌われる人がしていること
ある一言を言う
嫌われない話し方で意識してほしい大事なこと、何だと思いますか。
答えは…
「好かれる前に、まず嫌われないこと」です。
話がうまい人、好かれる話をする人は、「あることをしません」。
さて、それは何だか分かりますか。
言われればきっと納得すると思います。
それは
「余計な一言を言う。」です
では、どういうのが、余計な一言なのか見て行きましょう。
例
「私ね、すごく大事にしているワンちゃんがいるの」と楽しそうの話しているにもかかわらず、「俺、犬嫌いなんだよね。」と言ってしまう人。
このとき、何も相手は、「犬を好きになってくれ」と強要しているわけではありません。
なのに、このように思ったことをストレートに言ってしまっては、相手にとっては嫌われるだけです。
人間は関係性の中で生きています。
思ったことをストレートに言っていい場合と、言ってはいけない場合があります。
「世の中には、口が悪いけど、実はいい人」と言う考えがありますが、「話し方が9割」著書の末永さんによれば、「口が悪い人で、いい人はいない」そうです。
どんなに正しくても、どんなに本当のことでも、必要のない場面で、むやみに相手を傷つけることをいうのはやめたほうがいいでしょう。
それよりも、相手の感情に寄り添う言葉を発することに意識を向けましょう。
ネガティブな空気を作る
余計な一言を言わないほうがいいというのはよくわかったと思います。
実は、それ以外にも嫌われる人には、よく使う言葉の特徴があります。
それは、ネガティブな空気を作る人です。
嫌われる人がよく使う言葉「4Dワード」を紹介します。
- 「でも」
- 「だって」
- 「どうせ」
- 「ダメ」
これらをよく口にする人は嫌われます。こういう言葉を使う人はネガティブな空気を作り出すので、敬遠されます。
また、突っ込んだ男女関係や下ネタを話す人もご法度です。
これらはひんしゅくを買うことがほとんどです。
もし、話の流れで下ネタをふられたら、自分の話はできる限り避け、相手の話を笑いながら聞くというスタンスを取りましょう。
ウケを狙ってしている人は、今すぐやめましょう。
さらに、相手の話をまとめてしまう人や相手の話を奪う人も嫌われます。
話し方の基本は、相手の話を引き出し、気持ちよく話してもらうことです。
まとめる、奪うはしないようにしましょう。
他にも、馴れ馴れしく口を聞く人、負け惜しみをいう人は、かなりの人に嫌われています。
人は、特に知り合ってすぐに馴れ馴れしい口を聞く人には不快の念を抱きます。
まとめ 自分の言葉を一番聞いているのは自分である
人は普段の思考が言葉になります。そこで意識して欲しいのは、自分の言葉を一番聞いているのでは自分自身だということです。
皆さん、日本人の好きな言葉な何か知っていますか?
それは、「感謝」の言葉だそうです。
- 「ありがとう」
- 「おかげさま」
- 「感謝しています。」
これらの言葉を積極的に使うようにしてみてください。自分の言葉を聞く時、心は無意識状態ですから、奥底にその言葉がストレートに入っていきます。
相手から褒められた時も「そんなことない」と否定するより、素直に、受け取るようにしましょう。
コミュニケーション上手な人は、感謝の言葉と褒め言葉の受取り方が上手だそうです。そうすれば、きっと相手もあなたも気持ちよく会話をおえられるはずですよ。
(番外編)相手に嫌われずに、誤りを指摘する方法
しかし、時には、相手の誤りを指摘したい、またはしなければならない場面もあります。
そんな時はどうすればいいのか。
そういうときは、ストレートにいうのではなく変化球で伝えましょう。
具体的には
「私も同じ間違いとしたことがあるんだけど、」
「自分が失敗したとき、先輩がこう言って行くれたんだ」
このように、相手と同じ目線で相手に寄り添いながら言うのが効果的です。
ですが、必要でない限りは、余計な一言を言わないほうがいいでしょう。
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