今日は、楽しみながら、職場の交流を深めることができる方法を紹介します。
結論から言うと、それは、ボードゲーム、カードゲームなどのアナログゲームを使うことです。
日本のボードゲーム業界を牽引し、ゲームマーケットを開催する会社「アークライト」がおすすめする「ゲームを使った社内のコミュニケーション」を高める方法を紹介します。
記事内ではオススメのボードゲームも紹介するので、気になる方はぜひ購入してやって見てくださいね。
社内に限らず、友人や家庭でも楽しめること間違いなしですよ。
なぜ、今ボードゲームなのか。
コロナ禍もあり、飲み会や外食の場で大人数でコミュニケーションを深めることが難しくなった今。
新しい手段として注目を浴びているのが、ボードゲームを使ったレクリエーションです。
外での人目を気にする必要はないので、気が楽ですよね。
何よりもすぐに盛り上がることができ、ゲームによっては、お互いの仲を一気に深めることも可能に。
中には、ファシリテーターの手腕によるところも大きいゲームもありますが、基本的には誰しもが楽しめるものばかりです。
では、ここからは早速、オススメのボードゲームを見て行きましょう!
おすすめのボードゲーム①ピッタンコハンハン
プレイ人数:3~9人 プレイ時間:5~10分
難しいルールは一切ありません。非常にお手軽!
ゲームの参加者は、他のプレイヤーにYesとNoのどちらかが答えとなる質問をします。
そして、参加者の答えがそれぞれちょうど半分になるよう目指すゲームです。
半分になる答えが出てきたら1ポイント獲得できます!
例えば、「朝食を食べてきた人はいますか。」という簡単な質問でも構いません。
10人いれば、5人がYESになればいいだけです。
参加者を見ながら質問を考えるのは楽しいですし、ライブ感満載。
また、答えから会話に発展させることも自在です。
先ほどの質問であれば、朝食を食べていない人に対して、「朝は忙しいんですか?」といった具合です。
よく知っている⼈でも、質問のテーマや状況によっては意外な展開に。「この⼈はYESだと思っていたのにNOなの!?」といった驚きが。
知らない⼈なら答えによって、「私はこういう理由でYESにしたんですよ〜」と雑談がはずんで打ちとけあえます。
答えを半々にしようと質問しているだけなのに、いつの間にか、その場にいる⼈のことがどんどんわかっていく⾯⽩さが味わえます。
ちなみに、ゲームには質問例が112個ついてきます。
それをそのまま読み上げてもゲームは進⾏します。
回答者も、正直に思った通り答えるだけでOK。
「頭を使わずに楽しみたいな〜」というときにピッタリな、「誰でも」「誰とでも」遊べるゲームです。
おすすめのゲーム② Just one ジャストワン
プレイ人数 3~7任 プレイ時間 20分
続いて紹介するのは、ジャストワン。
これは、ドイツで開発されたゲームで、2019年のゲーム大賞を獲得しています。
ドイツは、ボードゲーム先進国といっても過言ではありません。
そんなドイツで大賞をとったゲーム。面白くないはずがありません。
どんなゲームかというと、ジャストワンは、「みんなが書いたヒントから答えを連想する」協力型クイズゲーム。
参加者は、ある一人に秘密のキーワードを当てさせるよう一致団結します。
まず、「解答役」と「ヒント役」に分かれます。
解答役は、自分が当てなければいけないお題を選びます。
選んだお題は、「ヒント役」だけが見ます。
ヒント役は、解答役に向けて、そのキーワードが分かるようなヒントを出します。
この時、お互いに相談することはできません。
なぜか。
ヒントを考えた後、参加者は、自分が考えたヒントを紙に書くのですが、この時、自分が考えたヒントが他の人が考えたヒントと同じだとアウトとなります。
アウトになったヒントは、相手に伝えることができません。
簡単で分かりやすいヒントほど、他の人とかぶる可能性が高くなってしまうわけです。
例えば、パンダだとしましょう。
「動物」「中国」「笹の葉」「白と黒」「生き物」
他の人と被らない内容のヒントは何か。
ひねったあげく、被ってしまうなんてことも。
いかに被らずヒント出して相手に伝えることができるかが鍵となるこのゲーム、自分のメンバーのことをよく知らないと、相手に正解を与えるヒントが出せません。
チームの団結力を深めたいとき、いいんじゃないでしょうか。
おすすめのゲーム③ ito
少し前に話題になったゲームです。
宣伝文は、「今一番売れているだれとでも仲良くなれるゲーム」.。
このゲームは、1から100までの数字が書かれたカードをひきます。
このとき、お互いにどの数字をひいたかは教えません。
カードを引いたあとに、お題が与えられます。
参加者がひいた数字は、人気度を表しています。
そして、お題にそって、自分が引いた数字に近いものを発表します。
例えば、お題が食事で、数字が1の場合は、1番人気がない食事を考えます。
形容詞をつけ加えることもできるので、「カビが生えたパン」と言えます。
逆に100であれば、誰しもが食べたいと思うような人気のある食事を考える必要があります。
「3つ星レストランのシェフが作るカレー」などでしょうか。
さて、参加者が、それぞれ考えたものを言って終わりではありません。
その後は、みんなで、それぞれの参加者が言った内容をもとに、それぞれがもつ数字をざっくりと予想し、順番に並び変える作業があります。
先ほどの極端な2つの例なら分かりやすいですが、近い数字だったらそうはいきません。
また、人によって価値観も違うので、答えを見たときには驚きが満載です。
自分が嫌いなものが上位にあることもあれば、その逆も。
このゲームがすごいのは、楽しいだけでなく、さりげなくお互いの価値観も知ることができる点ではないでしょうか。
「数字を口にしたらアウト!」という制限の中でテーマに沿って表現し合い、危機からの脱出を目指すito。
伝わりそうで伝わらないのがもどかしくも楽しい、価値観のズレに大笑いするパーティーゲームです。
まとめ
いかがでしたか。
社内のコミュニケーションを円滑にする方法としてボードゲームを紹介しました。
年末、慰労会などが近い今、企画してみてはいかがでしょうか。
盛り上がること、間違いないでしょう。
ボードゲームは、現在年々拡大している産業といえます。
ここで紹介したのはほんの一握りです。
ボードゲームの世界は奥深く、古くから存在している伝統的なユーロゲームから、プレイ時間が1時間以上を超えるロールプレイングゲームまで、実に幅広くそろっています。
目的にあったボードゲームを探してみるのも楽しいかもしれませんね。
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