妊娠中は、自分の行動が良いのかどうか、細かなことが気になりますよね。
今回、紹介するのは、先日CNNに投稿された妊婦のストレスと胎児の関係についてです。
今回の記事を読めば、
妊娠中のストレスと赤ちゃんの関係がわかるようになり、どのように過ごしたら良いかわかるようになる手がかりが得られるかと思います。
それでは見ていきましょう。
妊娠中のストレスは、不安な行動を増加させる恐れ
結論から言うと、妊娠中に多くストレスを感じると、その後の赤ちゃんに、ネガティブな影響を与えることがわかりました。
ネガティブな影響とは、赤ちゃんが見せる不安な行動をさします。
わかりやすく言うと、妊娠中のお母さんが、ストレスを感じる時間が多いほど、産まれたこどもが不安を示す行動が多かったそうです!
調査方法
調査方法を見てみると、以下のことがわかりました。
アメリカの研究チームが、72人の妊婦の方に、毎日4回ストレスをどのくらい感じたかを14週にわたり記録。
そして、出産後、3ヶ月に渡り、赤ちゃんの行動をアンケートに記入してもらって、様子を比較したとのこと。
その結果、妊娠中にストレスを多く感じたと報告した妊婦の赤ちゃんは、他の赤ちゃんと比べて、より多くの恐れや不安を感じる行動を見せたそうです。
恐れや不安が見られる行動とは
- 一人でベッドに入れると、怒ったり泣く
- 知らない大人に会った時に、お母さんに強くしがみつく
もしかしたら、人見知りなどの性格も影響があるかもしれませんが、有意な差が見られたとのこと。
有意な差というのは、何からしの因果関係が見られたということですね。
ストレスを感じない生活を推奨しているのではない
妊婦のストレスが、赤ちゃんに負の影響を与えることはわかりました。
じゃあ、ストレスを感じずに生活すればいいのか。
そういうことではありませんので、気をつけてください!
そもそもストレスを感じずに生きるのは不可能ですよね。
研究チームも、ストレスを感じずに生活をしなさいと言っていません。
なぜなら、ストレスを感じるのは当たり前だからです。
むしろ、ストレスを感じずに生きよう!
こう言われても無理ですよね笑
気をつけるのは、感情の起伏をなるべく抑えた方がいいと言うことです。
感情の起伏を抑える有効な方法
家庭の協力者に自分の正直な気持ちを伝えること
特に旦那さんに、イライラする人が多数です。
(かくいう私も、男でしたから、あまり大きい声で言えませんが)
イライラする要因の多くを書き出しておきました。(あらかじめ共有しておきましょう)
体調が悪いのに、気づかない
自由に出かける
家事を手伝ってくれない
アンガーマネジメントを身につける
怒りをコントロールする術を身につけましょう。
簡単な方法は、その場を離れるです。
これに勝るものはありません!!
日本アンガーマネジメント協会では、怒りのピークの持続時間を6秒間と定義しています。
この間に発した言葉や起こした行動は、後悔をすることになりがちな、リスクが高いものであると考えています。
怒りが沸騰したら、余計な言葉をいう前に、離れましょう!
妊娠中にイライラしてしまった どうすればいい
仮に、妊娠中にイライラばかりしてしまった人。
安心してください。
出産後であっても、赤ちゃんが不安に感じた時に積極的に関わる姿勢を見せれば、赤ちゃんの不安や恐れを見せる行動は少なくなるそうです!
取り返しのつかないなんでことはなさそうです。
大事なのは、産前でも産後でも、感情の起伏を起こさずになるべく穏やかに過ごすことが鍵なのです。
まとめ
今回は、妊娠中のストレスは、赤ちゃんの不安な行動を促進する可能性が高いという最新の研究を紹介しました。
大事なことは、妊娠中は、なるべく穏やかに過ごすことです。
イライラすることはもちろんありますが、感情の起伏をなるべく抑えましょう。
防ぐためには、同居人や家族に、自分の気持ちを正直に伝え、理解してもらいましょう。