なんだか最近集中できない。
集中力が続かないな〜。
知っていますか。
集中力をつけるには、訓練が必要なんです。
集中力がなかなか続かない。
そんな悩みを持っていますか。
今回は、「すぐに結果を出せるすごい集中力」の著書”荘司雅彦”さんがラジオで話した内容がもとです。
弁護士でありながら、SBI大学で教鞭をとる荘司雅彦さんの「集中力を高めるための方法」は、必見です。
この記事を読めば、仕事で集中して結果を出す方法がわかりますよ!
それでは見ていきましょう。
集中力は毎日のトレーニングで身に着ける
まず言ってしまえば、集中力は、鍛えるものです。
なので、最初からないと決めつけて諦めないように。
筋トレと同じで、毎日の積み重ねが、集中力につながるそうです。
つまり、毎日の努力なしには、育たないものだと理解しましょう。
これを見た今日から、一日10分でもいいので、机に向かって集中する時間を作ることが大切です。
集中力が長続きする人は、毎日きちんと集中する時間を作っている、そういうことが習慣化しているとのこと。
さあ、ここからは、さらに具体的に見て行きます。
集中するために必要なこと
集中する時には、スマートフォンの電源を切るか、通知をオフにして離れた場所に置くようにしましょう。
なぜなら、多くの人がスマートフォン(通知、アラーム)によって、作業が邪魔されているからです。
これは、ベンジャミン・ハーディーさんも著書「FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略」の中で力説していました。
私たちの活動を阻害する一番の要因は、スマートフォンであると。
未読の方にはオススメの一冊です。
家では、どうしても集中できない場合
おすすめの場所は図書館だそうです。
なぜなら、社会的証明の理論によって、私たちは周囲と同類の行動をとることが証明されているからです。
「社会的証明の原理」とは
社会心理学で使われる用語で、自分の判断よりも“社会の多数である他人”の判断を信じ、それに従った行動をしてしまう心理
つまり、集中している環境に身を置けば、私たちは、周りをまねるので、集中できるというわけです。
家庭では集中できないという人は図書館にいくのが一番ですね。
また、カフェは、集中するのに、意外と向いている場所ではないそうです。
カフェの雑音は集中力をあげる環境に適していないとのこと。
聞く音楽も工夫が必要
近くに図書館がなく、カフェなどのその他の場所に行く必要がある人におすすめなのは、ノイズキャンセリング機能のあるイヤホンと、単調な音だそうです。
ただ、ノイズキャンセリングだけでは、あまり効果がないとの指摘も。
なぜなら、ノイズキャンセリング機能は、周りの音を消すものの、多少の雑音が入ります。もちろん、ないよりはましです。
また、ノイズキャンセリングと合わせて音楽を聞くのも手ですが、音楽に集中してしまう人もいるそうで、一概に曲を聞けばよいわけではないそうです。
そこで、おすすめなのが、雨音などの自然音、または同じような単調音をリピートして聞き流す方法です。
音楽を聞くとしても、歌詞の意味が分かるものよりも、分からないもの。
また、言葉がない音を聞くのがよいかもしれませんね。
集中力にも種類があることを知っておく方がいい
ちなみに、集中する課題には、2種類あります。
① データを入力するなどの単調、機械的な作業
②物事を覚える、インプットする作業
この両者はどちらも集中力を必要としますが、高い集中力を必要とするのはインプットする作業です。そのため、データ入力など作業では、好きな音楽を聴きながらや、カフェでも問題はないそうです。
集中力は一夕一朝では身につかない
話を戻しますが、集中力は訓練が必要なスキルです。
マウンドにあがっているピッチャーでさえ、常に集中して投球に臨むのは難しいほどで、最大限に発揮できるのは20分ほどだそうです。つまり、一流のプレーヤーでさえ、長時間集中するのは至難の技なのです。
そんな長時間の集中力を身に着けるには、日々の訓練しかありません。
まずは、10分でもいいそうです。
大事なのは、できるだけ毎日、集中する時間を作ることです。そして、集中を邪魔するもの、特にスマホはそばに置かないことです。
集中力を身につけることができれば、のめりこむ状態(フロー状態)に入ることができます。
スタンフォード大学”自分を変える教室”の著書”ケリー・マクゴニガル”もいうように、脳は可塑性があります。可塑性というのは、変化できる可能性があるということです。
訓練次第で、私たちの脳は集中できる力を身に着けることができるのです。
まとめ
コロナにより、会社以外でも働くことができるようになりました。
働く場所を選ぶ必要がなくなったメリットの一方で、前ほど効率がよくないという声も多くなったそうです。
もしかしたら、その鍵は集中力かもしれません。
今の社会で成果を出すための集中力を身に着けるために、今回の記事を参考に生かしてみてはいかがでしょうか。
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